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二十歳の挑戦の記録

mory

旅行記(8/31):オランダ青年と再会

■オランダの青年と柏崎で再び
 日本をほぼ半周して新潟の柏崎のユースホステルにたどり着いた時、遠くから私に向かって手を振る人が目に入りました。よく見ると、なんと、久能山で別れたオランダの青年でした。
柏崎ユースホステルはユースホステル協会が運営する洋風の新しい建物で外人も安心できる施設でした。夜になると若い宿泊者がホールに集まり、自己紹介や歌やゲームなどで交流を深める集会がありましたが、彼とは隣同士になり片言の英語で語り合いました。「もし、岩手に行くなら是非私の家に立ち寄ってくれ。」と伝えると「岩手には行かない。明日は佐渡の倉島へヒッチハイクする。」と応えました。すらすら話したように書きましたが、殆ど手振り身振りであったような気がします。でも、とても親しくなり、次の日、ヒッチハイクの手伝いをしようと思ってソバに立ったら「日本人がソバにいると車がかえって止まってくれない。」と言われて、彼の写真を一枚撮って「バイバイ、グッドラック」と手を振り自転車をこぎ始めました。しばらくすると「ユースケ」と叫び窓から手を振る彼を乗せた車が走り去って行きました。車が豆粒になるまで走りながら手を振りました。柏崎でも寄せ書きしてくれました。